性感染症の検査に対応しています
「もしかして、何かに感染したかも…」「誰にも言えないけど、不安で仕方がない」
そんなとき、ひとりで悩まずに、まずは検査という一歩を踏み出してみませんか。
まりウィメンズクリニックでは、プライバシーを大切にしながら、症状やご希望に応じた検査を丁寧にご案内しています。不安な気持ちに寄り添いながら、正確な診断と安心できる対応を心がけています。
また、「こんなことで受診していいのかな」「恥ずかしい気持ちがある」というご相談も少なくありません。
実際に、当院には学生さんや20〜30代の働く女性、主婦の方など、さまざまなライフスタイルの方が来院されます。まずは話を聞いてほしい、というだけでも大丈夫です。どうぞ安心してお越しください。
当院で受けられる性感染症の検査
性感染症の診断では、①見た目の診察(視診)②尿検査③血液検査が基本となります。
女性の場合は、必要に応じて内診や膣分泌物の採取を行うこともあります。
また、性感染症は症状の有無や感染している部位によって、検査の方法が変わってきます。
どのような症状のときに、どんな検査を行うのか、代表的な性感染症ごとにご紹介します。
クラミジア・淋病
こんな症状が気になるときに
- 排尿時に「チクッ」とした痛みや違和感がある
- トイレに行ったあともなんとなくムズムズする
- 下着に白っぽい〜黄色っぽいおりものが増えて気になる
- パートナーから「何か出てる」と言われて心配になった
検査方法
- 女性の方は、膣内の分泌物や粘膜を綿棒で優しく採取して調べます
- 男性の方は、尿を採取して検査します
- のどや肛門に感染がある場合は、うがい液や綿棒を使って検査することもあります
トリコモナス症
こんな症状があるときに
- 外陰部のかゆみや痛みがある
- 黄色い泡状のおりもの多く、においが強く不快に感じる
- 排尿時に尿道のあたりが痛む
検査方法
- 症状があるときは、性器の分泌物などを綿棒でやさしく採取して調べます
- 症状が出ていないときは、女性は膣分泌液、男性は尿で検査することもあります
ヘルペス・尖圭コンジローマ
こんな症状が見られるときに
- 性器まわりにぷつっとしたできものができて、触るとピリピリする
- 下着が擦れるだけでヒリヒリ痛む
- 鏡で見たら、小さなイボのようなものが複数できていた
- 過去にも似た症状があった気がするけど、今回は痛みが強い
検査方法
- 見えている病変部から、ウイルスや細菌を綿棒などで採取して調べます
- ※こちらの検査は、症状が出ているときにのみ行えます
梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV感染症
こんなときに検査をおすすめします
- 特別な症状はないけれど、過去の行為に不安がある
- 最近パートナーに感染が見つかり、自分も心配になった
- 健康診断で「検査しておきましょう」と言われたけど内容がよくわからない
- 定期的にチェックしておきたい(特定のパートナーがいない/新しい交際が始まった)
検査方法
- 血液を少量採取して調べます
- HIVの場合は、念のため確認検査も行われることがあります
性感染症の検査をご希望の方へ
「最近ちょっと気になる症状があって…」「パートナーが陽性で、自分も心配で…」
当院には、そんなご不安を抱えて受診される方が多くいらっしゃいます。初めてで緊張される方もご安心ください。性感染症の検査は、次のような流れで進みます。
1受付・問診
ご来院いただきましたら、問診票で検査希望とご記入ください。ご予約なしでも対応可能です。
その後、診察室で医師がお話を伺いながら、気になる症状や心配な経緯についてお尋ねします。
「はっきりした症状はないけれど、念のため」という方も多くいらっしゃいます。
2診察・必要な検査のご提案
お話を伺ったうえで、医師が必要な検査項目をご提案します。
性別や症状によって、以下のような検査方法が選ばれます。
- 採尿(尿での検査)
- 採血(梅毒・HIVなど)
- のどのうがい液の採取
- 病変部からの綿棒による拭き取り
- 女性の方は、必要に応じて内診を行う場合があります
3検査の実施
検査はすべて短時間で済むものです。注射や処置が苦手な方も、できる限り丁寧に配慮して行いますのでご安心ください。
4検査結果のお渡し
検査結果は、項目に応じて当日〜数日以内に出ます。
結果の受け取り方法(来院/お電話/郵送など)は、ご希望に応じて柔軟に対応いたします。
費用
検査項目 | 費用 |
---|---|
血液採取・判断料 | 1,600円 |
梅毒検査 | 550円 |
HIV検査 | 1,100円 |
※その他の検査項目の料金はお問合せください。
性感染症の治療について
「もし陽性だったらどうしよう」「ちゃんと治るのかな…」
性感染症の疑いがあると、不安な気持ちで頭がいっぱいになってしまう方もいらっしゃいます。
でもご安心ください。性感染症の多くは、早期に発見し、適切な薬を使って治療することで、しっかりと改善が見込めます。
たとえば
- クラミジアや淋病は、抗生物質の服用または注射で治療します
- カンジダやヘルペスも、それぞれの薬で症状を抑えたり再発を予防することができます
- 梅毒やHIVなど、一部の感染症は継続的な管理が必要ですが、早期に発見・対応することで、進行を防ぐことができます
性感染症の中には無症状のまま進行するものもあり、放置すると不妊症や合併症につながることもあります。気になる症状があるとき、パートナーが感染していたときなどは、早めに検査と治療を受けることが大切です。
当院では、診察から治療・アフターケアまで、プライバシーに配慮しながら丁寧に対応しております。どうぞ安心してご相談ください。